ダイノス近鉄 2007年 秋のリーグ戦の総括 

今年1年、クラブダイノス近鉄をご声援いただき本当にありがとうございました。
物心両面で支えていただきましたファン、後援会、OBの皆様方にまずは心から
御礼申し上げます。

今年は、春のシーズンインのご挨拶のときにもお伝えしていましたが、チーム作
りの大きな柱として、これまで以上に選手・スタッフ一人ひとりが“自主性”或
いは“主体性”を発揮することをメインの目標にしてチーム運営を進めてきまし
た。我々のようなクラブチームが、それぞれ仕事や家庭を抱え、様々な制約のあ
る中でフットボールを続けて行くためには“自ら取り組む”という意識が何より
も重要だと考えたからです。

具体的には、主将・副将や選手兼任コーチなどが中心になって練習メニューを組
み立て、また、彼らの主導でミーティングを行うなど、練習への取り組み意識を
個々のレベルで変えて行く試みなどです。まだまだ試行錯誤の段階ですが、結果
としては、今年のチームの結束力はこれまでにないほど高いものになったと思っ
ています。

一方、数字の面からも今年のリーグ戦を振り返ってみたいと思います。対戦相手
など種々の条件が異なりますので、一昨年のデータとの比較は必ずしも適正とは
言えないかもしれませんが、チームの“傾向”は十分に現していると思いますの
で、ご参考にしていただければと思います。

2007年
2006年
総得点

76

31
総失点
134
78
1stダウン獲得数
70
44
被1stダウン
85
59
総獲得ヤード
1,245
883
パス
404
257
ラン
841
626
総喪失ヤード
1,526
1,262
パス
670
500
ラン
856
762
反則による罰退
156
218
反則による前進
203
134
ファンブル・ロスト
7
3

今年は昨年の反省に立ち春から攻撃力のアップに取り組んできました。1バック
の体型を多用し、パスを増やして相手ディフェンスに的を絞らせないようにする、
という基本的な構想の下に攻撃を組み立てた成果がはっきりと数字に現れている
と思います。また、反則による罰退の減少も目立ちませんがうれしいところです。

ただ、果敢に攻めた結果とは言え、ファンブル・ロストやデータには掲載してい
ませんが被パスインターセプトの大幅な増加が試合に大きく影響したことは忘れ
てはいけないポイントです。来年はそういった点についてしっかり対策を採りた
いと思います。

反対にディフェンスの方の数字はどれも大きく後退しています。3−4の体型に
変えて2年目、システムに対する選手の理解は進んでいると思っていたのですが、
DL陣とセカンダリーのコンビネーションが充分でなかったところを突かれて、
ショートパスとドロープレーで崩されるシーンが目立ちました。その修正がしっ
かり出来なかったことを反省しています。

最終的にこの秋のリーグ戦は2勝3敗という戦績でした。これは最低限の目標と
していた『勝ち越し』に届かないものでした。その原因は何か? 既にその検証
を行っています。その検証・反省を踏まえて来季に向けてまた改善や試行錯誤を
行いながら少しでも前進して行こうと思っていますので、これからも皆様の暖か
いご支援、ご声援をどうかよろしくお願いいたします。


                    ダイノス近鉄 選手・スタッフ一同

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